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3-2 視覚環境整備の考え方
1)ターミナル駅には視覚案内のほかに、誘目性の高い要素として、商業広告、鉄道会社のキャンペーン、構内売店の看板類などがある。
2)ターミナル駅利用者、とりわけ聴覚障害者の情報受容環境を整えるために、これら視覚的要素を総合的に調整する必要がある。
3)視覚案内の視認効果を保持することは、優先されるべきと考えられる。

 

3-3 聴覚環境整備の考え方
1)ターミナル駅には音声案内のほかに、音量の大きな音として、構内売店の売り子の声、キャンペーンの呼び込みの声、機器類の故障報知音などがある。
2)一般の音声案内には、列車系の情報内容や緊急性の高い情報内容などが多く、またこの研究では視覚障害者のための音声案内の必要性を指摘している。
3)ターミナル駅利用者、とりわけ視覚障害者の情報受容環境を整えるために、これら聴覚的要素を総合的に調整する必要がある。
4)音声案内の伝達効果を保持することは、優先されるべきと考えられる。

 

 

 

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